帰宅して玄関に入り、ポケットやカバンから鍵を出す。
そのまま手近なところへ置く。
翌朝、出かける直前になって、その鍵を探す。
この記事で先に決めたいのは、収納の量ではなく、出したものが戻る先です。
玄関まわりに「小物の住所」を1か所作り、帰ってから置く場所と、出かけるときに取る場所をそろえます。
鍵の置き場所が決まらないなら、帰宅後の動線から考える
置き場所を決めるときは、空いている棚や引き出しより先に、帰宅したあとの動きを見ます。
ドアを開けて、靴を脱いで、荷物を下ろす。
その流れのどこで鍵を手放しているかを、置き場所を決める手がかりにします。
空いているかどうかではなく、手が自然に止まる位置かどうかで選びます。
鍵や毎日持ち歩く小物に「住所」を1か所作る
この記事では、鍵に加えて、サングラスやイヤホン、定期入れなど、帰宅後にポケットやカバンから出す小物も同じ場所にまとめて考えます。
LifeBaseでは、この戻り先を1か所に決める考え方を「小物の住所」と呼びます。
住所ですから、行き先は毎回同じです。
きれいにしまう必要はありません。
帰ってきたら置く、出かけるときに取る。
この2つの動作で終わる場所にします。
ここで増やしたいのは収納の数ではなく、戻る先のわかりやすさです。
置き場所を増やすより、1か所に決めることを優先します。
「小物の住所」は、帰宅して最初に手が届く場所に決める
住所の条件は、片付けやすさではありません。
帰ってきて最初に手が届くことです。
靴を脱ぐ前か、脱いだ直後か。
荷物を下ろす位置の近くか。
置くためにわざわざ移動しなくてよい位置が候補です。
帰宅時だけでなく、出かけるときに同じ場所から取れるかも確認します。
高さも、荷物を持ったまま無理なく手が届くかを自分の動線で見ておきます。
今ある棚・トレー・フックを住所にできるか確認する
住所にしたい位置が決まったら、そこに使えるものがすでにないか確認します。
下駄箱の上、壁のフック、使っていない小皿やトレー。
帰宅動線上で手を伸ばした先にこうした場所があるなら、そこを小物の住所にできます。
できれば、郵便物やチラシの仮置きと混ぜず、小物の定位置として区切ります。
目的は、戻す先を1か所に決めることです。
今あるもので住所を作れるなら、それで完成です。
新しく買う必要はありません。
住所を作れる場所がないなら、小さな収納を検討する
玄関に棚がなく、トレーを置ける場所もない。
使えるフックも見当たらない。
そのまま住所にできる場所が見つからないなら、小さな収納を足す方法があります。
ここで足すのは、大きな玄関収納ではありません。
鍵とその周りの小物が収まるだけの、小さなフックやトレーです。
床や棚に新しい置き場所を作りにくいなら、扉や壁を使うタイプも候補になります。
帰宅動線上で使える面があるかを見て、住所を作る場所を決めます。
小さな収納は、設置場所と戻したい小物に合わせて選ぶ
見るのは2つです。
玄関のどこに取り付けられるか。
そこへ何を戻したいか。
マグネットが付く玄関扉なら、扉側に住所を作る方法があります。
山崎実業の「マグネットキーフック&トレイ スマート」は、フック6個とトレーが一体になったキーフックで、マグネットで玄関扉に取り付ける商品です。
メーカーが収納例として挙げているのは、キーのほか、サングラス、印鑑、ペン、折り畳み傘、靴べらです。
鍵とサングラスなどを同じ場所にまとめたい場合は、このフックとトレーの構成が候補になります。
マグネットの保持力は、設置面の鉄の厚さや材質、表面の状態などによって変わるとメーカーは案内しています。
自宅の扉に取り付けられるかは、購入前に商品ページで確認してください。
マグネットを使える場所ではなく、壁側に鍵類の住所を作りたいなら、取り付け方の違う選択肢があります。
山崎実業の「壁付けキーフック タワー ロング」は、壁に取り付ける扉付きのキーフックです。
付属のピンは、壁紙などを貼った石こうボード、または薄ベニヤへの取り付けに使います。
木ネジの場合は、柱、厚さ1cm以上の板壁、裏側に水平にサンがあるプリント合板、裏に間柱がある壁が対象です。
こちらには可動式のフックが8個あります。
メーカーが収納するものとして挙げているのは、鍵、キーケース、ICカードケースです。
戻したいものが鍵のまわりでまとまっているなら、こちらが候補になります。
取り付けられる壁かどうかも家によって変わるので、こちらも購入前に商品ページで確認してください。
2つは順位ではなく、取り付けられる場所と、戻したい小物で選び分けます。
| 玄関の条件 | 戻したいもの | 住所の作り方 |
|---|---|---|
| 棚・トレー・フックがすでにある | 鍵と持ち歩く小物 | 今ある場所を小物の定位置にする |
| マグネットが付く玄関扉がある | 鍵に加えてサングラスなども | 扉にマグネットで取り付ける |
| 取り付けられる壁がある | 鍵・キーケース・ICカードケースが中心 | 壁に取り付ける |
まとめ:帰宅したら戻す「小物の住所」を1か所決める
この記事では、収納を増やす前に、帰ってきて手が止まる場所へ「小物の住所」を1か所作るところから考えました。
帰宅時に置く場所と外出時に取る場所をそろえ、探す対象を減らしやすくするのが狙いです。
今ある棚やトレーを住所にできるなら、そのまま使えます。
場所を作りにくいときだけ、扉と壁のどちらに取り付けられるかを見て、小さな収納を検討します。
まずは、帰宅して最初に手が届く場所を見て、鍵や小物の「住所」にできる場所を1か所決めてみてください。
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

